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2月 17, 2021

JATO DynamicsとSofico社が提携し、リース会社にリアルタイムWLTPデータを提供

WLTP(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)の導入期限が過ぎました。しかし、欧州全域の自動車メーカーやリース会社は、CO2コンプライアンスに関する大きな課題に直面し続けています。

WLTPは、乗用車からの燃料消費量と、二酸化炭素排出量をより正確に測定するため2015年に制定され、開始当初から自動車関連企業にいくつかの課題を提示してきました。

最新の懸念事項は、リーシングサービスプロバイダー(LSP)が、どの車両からどれだけの二酸化炭素が排出されているかを顧客に知らせるために必要とする、膨大なデータの流れに関連しています。欧州では毎年約1,500万台の新車が販売されており、その11台が独自の仕様を持っていますが、戦略的なフリートの意思決定を行うために、これらのデータに依存している多くのリース会社にとって、膨大な量のデータを処理することは現在のところ困難です。

JATO Dynamics社の自動車リース部門の責任者であるOlivier Peijs氏は「WLTPは常に非常に複雑な問題であり、業界が解決策を導入するのが難しいと感じるのは当然のことです。しかし、自動車メーカーからリアルタイムにWLTPデータを取得することは、今やすべての自動車関連企業にとって非常に重要です。特に、厳しい予算と厳しいフリートポリシーを持つ顧客に直面している、LSPにとっては、重要になってきています。正しいWLTP値がなければ、LSPは車両登録や道路税などの不測の車両コストに苦しむことになり、顧客の自動車保有に関する社内方針に適合しないモデルを設定してしまう可能性があります」と述べています。

202111日以降に販売される新車のすべてのバージョンには、独自のWLTP値が設定されます。この標準バージョンへの変更(オプションの追加など)はWLTP値に影響を与える可能性があります。したがって、正確なWLTP値を計算するためには、自動車メーカーは、二酸化炭素排出量、車両重量、燃料消費量などの主要なWLTP要因を決定するため、詳細な分析を必要とするさまざまなデータを取り扱わなければなりません。さらに複雑なのは、WLTPが欧州全域で道路税や登録税などの地方税や、現物給付を変更する可能性があるということです。

自動車メーカーが様々なフォーマットでWLTPデータを提供しており、それを共通の形式に変換しなければならないため、WLTP値の計算はLSPにとって特に困難です。これだけでなく、データが不足していたり、古くなっていた場合、LSPは独自でデータを取得しなければならず、財源、インフラ、技術、スタッフに負担をかけてしまいます。

このような課題を解決するために、JATO Dynamics社はJATO WLTP Linkを開発しました。これは、重要な燃料消費量と二酸化炭素排出量のデータを一元的に取得するためのアクセスポイントとして機能し、オプションの追加や新しい排出量データなどの更新も考慮しています。

JATOのサービスをベースに、リースソフトウェアプロバイダーであるSofico社は、リース顧客のためにリアルタイムでの統合システムを開発しました。JATOのデータを利用することで、WLTPによる複雑性を軽減しながら、顧客は普段通りの業務を続けることが可能です。

Sofico社の担当エキスパートであるJordy Plaetinck氏は「リアルタイムデータを効果的に導入することは非常に複雑な問題ですが、JATO社、Sofico社、自動車メーカー各社のすべての関係者が、一貫してリアルタイムデータを集め、統一することで、効率性を向上させるために多大な努力をしています。 今後、汚染物質の排出量に関する車両型式認証の進展に伴い、更なる改正が必要になるかもしれませんが、お客様が必要に応じて正確で最新の二酸化炭素排出量と燃費データを取得することを可能にしました」と述べています。

欧州自動車リース業界大手のALD Automotive社でセールス&マーケティングディレクターを務めるBenjamin Daels氏は、WLTPソリューションの有効性について次のように述べています。「ALD Automotive社では、最新の傾向、市場の発展、そしてもちろん税制改正について、お客様に最善のご案内を提供することが私たちの責任だと考えています。そのため、NEDCWLTPの両方の数値を文書に記載できることが重要でした。JATO Dynamics社とSofico社とのスムーズな協力のおかげで、複雑な状況を脱し、お客様のための透明性の高いソリューションを提供することができました」

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